足の歪みというと「骨盤の歪み」「股関節の歪み」「膝の歪み(ox脚)」「足部の歪み」があります。
更に掘り下げると「足部の歪み」には「足首の歪み」「ショパール関節の歪み」「リスフラン関節の歪み」という3つの歪みがあり、中でもショパールとリスフランの二つはとても重要です。
足部の歪みが起きる
関節ラインは三つ
足首の部分(距腿関節)
足首の歪みは「踵(かかと)が内側や外側にズレてる」など、見た目でも分かりやすい。
踵と指の間に2つある
(ショパール関節とリスフラン関節)
この二つは歪んでいることが分かりにくい。
ショパール関節とリスフラン関節は地面の接地面。
建物でいうと「基礎部分」
人間は「頭を平行に保つ」ということを無意識に行なっているので、基礎が歪んでいれば「骨盤や股関節」「肩や首」はいつも傾けながら、頭を平行にします。※基礎の歪みは全身に影響
爪先立ちをしてみてください
1・爪先に力を入れて、踵を上げる
2・踵が上がり、爪先に重心が乗る
1は、爪先に力みができる(つま先の筋肉で立っている)
2は、足裏全体で爪先立ち(踵が上ることでつま先に自然に重心が乗る状態)
※筋肉の余計な緊張によって骨が引っ張れて歪みはできます。
爪先を立てる運動をする際は「踵が上げてから爪先に重心へ」ということを気をつけましょう。※体に強い歪みがある方はこの動作はやりにくいと思います。
部分的な話になりますが、足底筋膜炎やシンスプリントなどの足のトラブルもつま先にできる力みが足部を歪ませて起こります。※体を動かす力の出どころがつま先ではなく、お腹から力が入ることがベスト。
爪先はアクセル
踵はブレーキ
自律神経は
交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキ
と聞いたことがあると思います。
足部も
つま先がアクセルで、踵がブレーキ
体の土台となる足部の状態が良くなると心身の状態も良くなります。