交感神経の亢進が歪みの元
体の歪みの原因としては「長時間同じ姿勢でいる」「猫背などの不良姿勢」「足を組む」などが挙げられるのですが「ON/OFFができない状態」つまり交感神経優位な状態が続き「休息」が取れないことも歪みの原因になります。
※交感神経優位な状態とは「脳に血液を優先的に送り、手足や背骨の関節を緊張させそれを留める」
※副交感神経優位な状態とは「内臓に血液を優先的に送り、全身の血液の流れが均一になる(関節は緩み本来の位置に戻る)
そして、そのような日々が続くと関節の歪みや捩れが強くなり交感神経の亢進が起こます。(交感神経には体を興奮させたり緊張を作ったりする働きがあり「亢進」というのはその緊張をより強く働かせること)
交感神経の亢進が起こると、脳にアドレナリンが分泌されやすくなり疲れも疲労を感じない体にない。という活動する為には好都合になるのですが、それは同時に常に体を緊張させている状態になり。歪みや病気の原因になります。
その問題を解決させる方法は「心身の休ませるリズムをつくること」
あち整体では、日常を鼓舞して頑張っている体が「ちゃんと休める状態」へ導く整体をおこなってます。
横になって寝た時に床に背中がピタッとついてくれた方が寝やすいですよね。歪みがあれば良い睡眠がとりにくいものです。歪みを整えるのは「休息上手になってもらう為」で「体を本当に治せるのは自分自身でしかない」と思っています。
※ぎっくり腰や寝違いなどで起きる「痛み」はそういった日々の積み重ねでできた歪みがピークに達し「これ以上動かしたら危険!」というブレーキ信号として「痛み」を起こし、体にブレーキをかける。
慢性的な症状でお悩みの方へ
整体やマッサージで一時的には良くなってもすぐに痛みのある体に戻ってしまう…といった経験のある方も多いのではないでしょうか?
体には「恒常性」という体内の働きを一定に保つシステムがあります。(心拍や体温などを一定のリズムや温度に保つシステム)
慢性的な痛みも今の体にとっては一定の状態になり、施術で急激に良くすれば恒常性によって元の状態に戻されてしまうのです。
その為、痛みの部位ばかりをほぐしたり同じような施術を繰り返すことは一時的には良くなりますが、体にとってはその行為が「これまで一定だった体を変える刺激」となり、結果的には「次からはその刺激を受け付けないように」さらに強固な歪みをつくり、症状がより根深くなってしまうのです。(同じ箇所の繰り返しの施術は注意が必要)
当院では、お腹や目や顎、手や足のつま先など体の細部まで施術の対象とし、表面的なバランスではなく細部から整えることで全体の底上げをし、一部分にだけ負担をかけるのではなく、体全体が協力して支え合える状態を目指して施術を行います。
体の安定から心の安定へ
体を支える要でもあり、力の源でもある「足腰」
体の柱となる「背骨」
作業をする「手や腕」
食べ物を消化吸収する「内臓」
酸素を取り込む「呼吸器」
思考をする「脳」
は、体の状態にも反映されます。
「いろいろと考えてしまう人」は頭が緊張して足元が不安定に
「いつも気を張っている人」は背骨に緊張をつくり
「頭の緊張」は肩腕手を固くして
「ストレス」は内臓の働きを低下させ
「落ち込んでいる時」呼吸が浅くなる
整体で体の安定をつくることは心の安定にも繋がります。
—今の時代だからこそ、必要なアプローチです—
当院では、こちらから無理に事情をお聞きすることはありません。
リラックスして整体を受けていただき、安定した体をただ感じていただければと思います。
満遍なく体を使うことで
より自分らしく
日常での体の動きはパターン化され、年齢を重ねるごとに横着して体を使うようになります。※使いすぎている部分はコリ、使わない部分は緩む。
体は全身が満遍なく使えることが大切。
当院では使い過ぎている筋肉をほぐし、使いにくくなった筋肉を使いやすくするためにその筋肉が働きやすい環境を作っていきます。それに加え感覚の正常化をして体全体が均一に動かせる状態に整えていきます。
全身をくまなく使う子どもは脳ではなく、体から浮かんでくる想像力に溢れていますよね。それが本来の「個性」です。大人も体が満遍なく使えるようになると見方や物事の捉え方が変わり、自然な発想が浮かぶようになります。