「疲れた」時や帰宅した時、リラックスモードに入る前に…
「大の字」になって、横になってみましょう。
「大の字で寝る」というとこれくらいの手を広げて寝るのが一般的。
お勧めする「大の字」は手を真横に広げて寝ます。
お勧めの大の字寝
まず「一般的な大の字の寝方」をして、その後ゆっくりと手を真横(90度)に広げていきます。
天井を眺め、リラックスしていきましょう。
5分〜15分位。「あれやらなきゃ」とか何も考えず、ただ部屋の中にいる自分。体をある種「モノ」みたいな感覚で大の字でいましょう。
長く感じる人は「こんなに体を休めることができるんだ」と贅沢な時間と捉えて
寝てしまいそうな人はタイマーをかけて
体を休めてあげてください。
呼吸
「手の指先」「足の指先」「頭のてっぺん」から息を吐くイメージをします。
手足に力が抜けていきます。
うまくいくと、頭がすっきりしてきます。
体に起きる効果
体のことを知っていると効果が上がるので書きます。ここからは興味があったら読んでくださいね。
手足の状態を一時的に切り離す
人間は「肩」「腕」「手」に歪みや捻れをつくりやすく緊張しやすい部分。
その手足の緊張が交感神経優位な状態にさせて「リラックスの苦手な体」にさせます。
腕を水平になるポジションに置くと、歪みの情報を脳に送りにくくなるのでリラックスしやすい状態になります。
一時的に腕を体部から手放してあげることで
体の回復度が高まります
手と脳の繋がり
「二足歩行になって手が自由になり、手で作業をするようになって、脳が進化した」と言われています。(道具や武器を作った)
脳における手の割合
昔の人は「全身の中の手」という風に体もしっかりと使っていましたが、現代は手先の動作でなんでもできるようになり、そうした背景から「手の歪み」ができるといわれています。
手には骨が沢山あり自分では分からない歪みが発生しやすい
細かな骨の歪みが手を緊張させて、脳の緊張に繋がります
呼吸とリンパ
手を「ギュッ」と握ると呼吸がしにくくなります。
手の緊張は肺の動きを制限させて、肋骨周りのリンパ液の流れを悪くします。そのことで交感神経が優位になりやすい体になります。
※肺の動きは胸郭が促しているので、正確には胸郭や横隔膜の制限です。
自分も忙しく動かなきゃという時「急速充電をやっておこう」という感じで、タイミングをみてやっています。
良かったらやってみてください。