足の指で地面を力強く蹴って歩く方がいますが、体全体のバランスで考えるとそれは良くありません。
足の指を意識的に強く使おうとすると、力のある親指を中心に「人差し指/中指」に力が入ります。
—足の指は体の色々な部分と繋がっています—
親指→体の内側
人差し指/中指→体の前側
薬指→体の外側
小指→体の後側
その為に親指/人差し指/中指に力が入れば、体の内側と前側にも力みが生じ、薬指と小指の2本は緩み
それに繋がる体の外側と後側も力が入りにくくなります。
日頃体の前側を使う傾向にある現代人にとって体の外側と後側が緩んでしまうことは体の安定を悪くさせ、「腰痛」「肩こり」などの原因にもなるので、指で踏ん張る癖はやめておいた方が良いです。
続く…

左→親指側で踏ん張る(体の内側と前側に力みができ、膝も痛めやすい) 右→足指で踏ん張らないことで5本の指に均等に体重が乗る
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