今年は台風が沢山上陸し、その影響で気圧の変動も激しく
体調を崩されている方も多くいるかと思います。
「人は何故気圧の変動で体調を崩すか」
ということを書いてみたいと思います。
体には中から押し出す圧力がある
天気に気圧があるように、体内にも「圧力」があります。
切り傷ができると血が皮膚から出てきますよね。
それが日本刀など切られた場合なんかは…
血がピシャーってでますよね。
その内側から押し出す力を「圧力」だと思っておいてください。
高気圧は「均一」を保ってくれる
低気圧になると「頭痛や肩こり、古傷が痛む」というところは
圧力が高くなっているところです。
低気圧だと体に対して圧力が掛からない状態になります。
その為に古傷など圧力が高くなっていることろが圧迫されずに
際立って感じるようになり「辛さ」を感じます。
逆に「高気圧」の時は気圧で体全体を均一に圧迫してくれるので
古傷などが際立つことがありません。
全身を「気圧」というサポーターで固定してもらっている
とお考えください。
低気圧に弱い方の対処法
一定の圧力が掛かると安定してくれる体には
安定した圧力をかけることが望ましいです。
それができるのが「水圧」です。
日本人にとって馴染み深い湯船に浸かるのです!
ゆっくりと浸かる。熱すぎず、ぬる過ぎず、心地よい温度で。
体が優れない時はもちろんですが
気持ちが優れない時も体に一定の水圧をかけることで
身体内部の働きは一定に保ってくれます。
☆水圧は外から圧迫してもらう方法ですが
ストレッチなどで体を柔軟にすることも
内側に掛かる圧力が一定になります。
圧力調整は当院でももちろん行なっています。
認識して行なうと効果UP
人間は知らないでそのことを行うより
「効果がある」と思い行うことで高い効果が得られます。
普段お風呂に浸かっていない人はもちろん
普段浸かっている人も「こんな効果があるんだ」
と思いながら浸かってもらえると効果が実感できるかと思います。