ヨガや運動で逆に体を痛めてしまう人が、無意識にやっている「たった1つのこと」

「健康のために運動を始めたのに、逆に肩や腰を痛めてしまった…」 「ストレッチを頑張っているのに、ちっとも体が柔らかくならない…」

ヨガやピラティス、ジムでのトレーニングなど、体に良いことをしているはずなのに、逆に調子を崩してしまうのは本当に切ないですよね。

実は、このように運動で逆効果になってしまう方には、ある共通する原因があります。 それは、筋力不足などではなく、「自分の体のキャパシティ(許容範囲)を超えて、頑張って動かしすぎている」ということです。

体が喜ぶ「負担のない動き」の正体とは?

当院が考える、体に一番負担のない動き。それは、「自然に呼吸ができる範囲内で、心地よく体を動かすこと」です。

現代の生活は、仕事もプライベートも常にフル回転で、脳が「交感神経優位(戦闘モード)」になりがちです。戦闘モードのままだと、自分の体の内部の声を後回しにして、「もっと動かさなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と、勢いや力づくで体を動かしてしまいます。

しかし、体が限界を超えて引き伸ばされると、脳は「これ以上動かしたら危険だよ!」という非常ブレーキの信号を出します。これが、運動した後に体がガチガチに緊張して痛む原因です。

運動で体を痛めないためには、まずは「今の自分が、頑張らずに動かせる範囲」を正確に知ることから始まります。そこで武蔵小山の「あち整体院」では、施術の際にもまず、お客様自身がこの「頑張らない範囲」を体感できる状態を作ることを大切にしています。

「今のあなたの頑張らない位置」チェック

今回は、一番分かりやすい「腕を挙げる動き」で、あなたの体本来のキャパシティをチェックしてみましょう。

  1. 力を抜いて立ちます。
  2. ゆっくりと息を吸いながら、腕を前に(または横に)挙げていきます。
  3. 途中で「あ、これ以上挙げると呼吸が止まるな」「息が詰まるな」と感じる位置がありませんか?

実は、その「呼吸が止まる一歩手前の位置」こそが、今のあなたが「頑張らないで腕を挙げられる、本当の可動範囲」です。 (※もし五十肩などの症状がある方の場合は、ご自身が思っているよりもずっと低い位置でブレーキがかかるはずです)

脳が「快」を感じると、体はジワジワと変わっていく

まずはこの「呼吸と共に心地よく動かせる範囲」を知り、その範囲内で丁寧に体を動かしてあげてください。

もしそれ以上の動きになったときは、無理に引っ張るのではなく、「あ、今筋肉が伸びているな」「ここが動いているな」と、ご自身の体の感覚を客観的に優しく感じてあげるのがポイントです。

勢いや力づくに頼らず、このように丁寧に体を扱ってあげると、脳は「ここは安全で気持ちいい場所だ(快の状態)」と判断します。脳が喜べば、非常ブレーキ(筋肉の緊張)が外れ、体も自然と喜んで緩んでいきます。

なんでもいきなり100点を目指してはダメです。自分の体と対話するように優しく使ってあげることで、体本来のスムーズな動きはジワジワと蘇ってきます。

【結び】

当院の施術も、この原理と全く同じです。 バキバキと強い力で矯正したり、強いマッサージで無理やり筋肉をほぐしたりすることは一切しません。触れているかいないかのようなソフトな圧で、脳に「ここは安全ですよ」と教えながら、副交感神経を優位に導いていきます。

定期的に通われているお客様からは、「そういえば、いつの間にかあの辛かった痛みを忘れていた(なかったことになっていた)」というお声をよくいただきます。それは、脳のブレーキが外れ、ご自身の体を正確に感じ取り、乗りこなせるようになった証拠です。

「部分的な痛みをその場しのぎで止める」のではなく、「自分の体を一生ベストに乗りこなすための、丁寧なメンテナンス」を始めたい方。ぜひ当院で、あなたの体本来の心地よさをジワジワと実感してみてください。