もうすぐ春で暖かくなります。

気持ちも開放的になり、筋肉も緩み始めます。

「筋肉が緩む」ということは一見良いこと思われがちですが

冬場に頑張った生活を送り体を歪ませてしまっている方は注意しなくてはいけません。

寒くて固めることで耐えていた歪みが緩みと同時に何かの拍子に「ピキッ」っとぎっくり腰を起こしてしまうことがあります。

なので腰に違和感を感じている人は是非読んでおいてもらえたらな、と思います。

 

ぎっくり腰のきっかけとなるのは不意な動きや重いものを持つ動作です。

原因はそれ以前に体に疲労や歪みが生じていて腰に「ピキッ」ときてしまう訳なので

その状態を直ちにリセットしなくてはいけません。

しかし

「ちょっと危なそうだが時間が作れずメンテナンスに行けない」

という時はきっかけになりそうな動きをする際心がけて欲しいことがあります。

それは「小指を意識して使う」ということです。

 

では試してみましょう。

今、周りを見て目に入るものを2つのパターンで手に取ってください。

最初はいつもの通りに…大体の方が親指と人差し指をメインに使って手に取ったかと思います。
写真 2016-03-15 14 26 28
今度は小指を使って救い上げるように取ってみてください。
写真 2016-03-15 14 26 37最初と比べてみます。

「最初(親指と人差し指主導)」 腕を内側に捩じり、腕の力のみで取る(腕の筋肉が硬くなる)

「小指を使って」 腕を外に捩じり、身を乗り出し(体を取るものに近寄る)お腹に力を入れながら取る(腕の筋肉は硬くならない)

 

二つの動作違い

「親指.人差し指主動で腕を内側に捩じりながら取る」

腕が伸びた状態になり胴体と腕が離れ「腕だけの力で持つ」ということになります。(俗にいう「脇が開いた状態」)その時重みを支える最終地点が「腰」になります。

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「小指主動で腕を外側に捩じりながら取る」

体を対象物に寄りながら「脇を締める」状態を作ります。そのことで腕の力ではななく「体幹の力」を利用して物を持つので、重みを支える最終地点が「腰」ではなく「足」になります。(足は筋肉量が沢山あるので安心して任せらます)

この動作は「スポーツ」「所作」などにも通じるものがあります。

「スポーツ」などで良いパフォーマンスをするのには安定した大きな力が必要となります。その為には腕よりも体幹の力を上手く使うことが必要になってきます。

「所作」に関しては、例えば「あちらになります」と何かを案内する際、腕を内側に捩じりながら人差し指で刺すことはありませんよね。
写真 2016-03-15 14 27 08
丁寧に案内する際は手のひらを上に向けながら腕は外側に捩じり案内をします。
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これは飲食店などにも使えることで料理の出したりお皿を下げたりする際、腕は外に捩じり小指を使いながら出し下げすると丁寧で美しく見えます。

また、受動的に物を感じたい時も(例.おでこに手をやって熱を計る.物の重さを量る.何かの質感を感じる)手をこの様に使うとはっきりと認識しやすくなります。(小指主動で使うと腕に無駄な「力」を作らずに済み「感じる」というセンサーが研ぎ澄まされる)

ぎっくり腰予防からかなりそれてしまいましたが「体を使う」ということは「効率的に美しく使う」ということと同じことなのです。

でもこれはあくまで「予防」です。違和感を感じたらひどくなる前にメンテナンスをすることをお勧めします。

当院では小指を使いにくい状態の方は使いやすい状態に整えることも行っているので、使いにくさを感じられる方はご来院ください。

ぎっくり腰の場合程度にもよりますが、1~3回の通院で回復します。

 

東急目黒線「武蔵小山」駅(東京都品川区)「あち整体院」

http://atiseitai.com