右半身と左半身の違い

体の繋がりの話の前に「右半身と左半身の役割の違い」を書かせていただきます。

 

この説明で分かりやすい例えは、陸上のトラック競技です。

 

トラック競技は反時計回りで走りますが、それは何故だと思いますか?

 

それにはちゃんとした理由があります。

 

それは「心臓が左側にある」ということです。

 

心臓は左寄りにある為に重心が左に傾きます。

 

その為に左周りの方が走りやすいので「走る方向が反時計回りになった」といわれています。

 

その昔時計回りで走ったこともあったそうですが、具合が悪くなる人が沢山いて反時計回りに落ち着いたそうです

 

左右の役割を説明する為にトラック競技を例に挙げて説明をしましたが

 

体は「左半身を軸にして右半身が動く」ということを構造上、行なっています。

 

 

 

器用な右手 不器用な左手

「左が支える、右は動き」を得意としています。

 

その為、右半身は意識的に色々な動作を器用にこなせるので体を部分的に使う傾向があります。

 

一方、左半身は「動き」を担当していないので不器用です。動作をする際は他の部位と繋がりを作り、動作を行います。

 

例えば

ビールの栓を抜く動作を例に挙げると…

 

右手で抜く場合は腕だけで抜けるのですが、左手だと背骨の動きなども利用しないと栓を抜くことができません。

 

左利きの人は分かると思います。

 

右利きの人は左手でやってみるか、左利きの人にやってもらうのを見れば分かると思います。

 

※自分は左利きなのですが、左手で瓶を支えて右手で栓を抜く方がやりやすいです

 

 

そして「左利きの人は両利きになりやすい」ともいわれています。

 

それは普段左手で面倒な動作を行なっているので、器用な右手を使うことにさほど抵抗ないので、両方の手を使えるのだと思います。

 

 

繋がりの起点になるところ

先日の施術の後

 

「左足に体重を掛けると体が繋がっている感じがして、右足に掛けるとバラけている感じがします」

 

という感想をいただきました。

 

体の不調というのは、全体がちぐはぐに動くことで「使いすぎている筋肉」「弱化した筋肉」というアンバランスが生じることで起きるので

 

整体では「体が均等に使える状態」にします(均等使える状態=体の歪みが整った状態)

 

その「均等に使える状態」にする為に当院では体の支えとなる「左足の安定」をつくる訳ですが…

 

「左足に体重を掛けると体が繋がった感じがする」ということは自分自身感じたことがありませんでした。

 

でも繋がった感覚になるのは当然です。

 

そんな事を頭の片隅の置きながら数日過ごしていたら、野球のピッチャーの投球シーンが思い浮かんできました。

 

「左ピッチャーは流れるようにボールを投げているな」 と。

 

 

YouTubeで検証

こんな時、YouTubeは便利ですね!

 

早速探してみました。

 

最初に左腕で思い浮かんだのは「工藤公康投手」です

左腕といったら工藤公康

左足に重心が乗り溜めを作ってから投げ、ボールがキャッチャーミットに入るまでが一連の流れになっています。

 

 

工藤きたら

西武の黄金時代を支えたもう一人の投手

「渡辺久信投手」です。

「左の工藤」ときたら右腕は渡辺

左足に乗ってから体に伸びが起こり、球筋自体も途中から伸びがあるボールになっています。

 

 

※これは一例ですが左腕と右腕の球筋はほとんどこのケースに当てはまります。

 

 

この様な動画をみていると「体を繋げて使う起点となるのは、左足なのかな」と思うようになりました。

 

 

更に色々とサーチをしていたら出てきたのが「怪物江川卓」です。

 

どんな投げ方をしているのかな?と観させてもらいました。

 

全盛期の江川卓選手を観ると…

 

右足には軽く体重をのせ(右足に溜めを作らない)左足に乗ってから伸び上がるようにボールを投げています。

 

 

昔の選手ばかりになっていたので最近の左腕「菊池雄星投手」も観させてもらいました。

 

菊池雄星は…

「右足に乗り込む」というより左足の反動を利用してボールを投げている印象を受けます。

 

 

体はちょっとした法則がありその法則を元に体の動きをみていくと、色々なことが想像できます。

 

面白いですね。