男性であればガッチリとした「骨太」

女性であればスリムな「細い骨」

に憧れることかと思います。

 

骨格というのは「生まれ持ってのもの」と「成長の過程」で太くなることは一般的です。

それ以外にも「ストレスや体に緊張が掛かると骨が太くなる」というのはご存知でしょうか?

そして太い骨よりも細い骨の方が「体のスペック的には高い」ということも

 

このブログでは「なぜストレスが掛かると骨が太くなるのか」ということと、原因となる「骨膜」。その性質と緩め方を書いておきます。

 

 

骨は緊張により太くなる

驚いたりビックリしたりしたときに、「ビクッ」と肩をすくめて体を固めますよね。

 

 

このように体は危険を感じると「緊張」を作り、体を固めて身を守ろうとします。

 

「骨膜」は「筋肉」と骨の間にあります。

「驚く筋肉が収縮骨が動く」という流れで体が動き「筋肉が骨を動かしている」訳ですが、その筋肉が持続的に緊張していれば骨にもそのエネルギーが伝わり続けていることになります。

骨膜は筋肉と骨の間にあり、筋肉の緊張エネルギーが骨膜に伝わっている時、骨膜内の血流量は上がり、骨膜の層を厚く、そして硬くします。

筋肉はリラックスすれば緩みますが骨膜は自然には緩まず定着してしまうので、そのその層の厚さが骨を太く感じさせてしまうのです。

 

*腕の骨(上腕骨)太ももの骨(大腿骨)が影響を受けやすい骨

 

 

なぜ細い骨のほうが良いのか?

武術やダンスなどが上手な人は無駄な動きがありませんよね。

 

例、上腕骨

もし骨膜で通常の骨より太くなっていれば筋肉の中で骨がクルクルと動くことができず、細かい動きがしづらくなります。

 

しかし細い骨だと筋肉の中で骨が細かく動けるので、実際にの動きにも無駄がなくなります。※小さい筋肉まで使えるので「力」もUP

 

骨膜の緊張の取り方

筋肉は使わなければ自然と緩むのですが、骨膜は自然に緩むことがありません。

緩ます方法は「ほぐしローラー」でもほぐれますが、力強く行うと痛みを感じ他の骨膜の緊張を作ってしまうのでお勧めできません。

厚くなった骨膜はちゃんと緩め「骨」が動きやすい様にする為には、骨膜を緩ます施術でしかないかと思います。

骨が太くなった、体のパフォーマンスを上げたい、という方は骨膜にアプローチするを受けていただくことをお勧めします。(当院でもおこなっています)